四柱推命は、太古の中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつです。
陰陽五行説（いんようごぎょうせつ）を基にして、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも的確に予測することができるとされる占いです。
その人の「生まれた日」（年・月・日・刻）を四つの柱に見立て、さまざまなことを占います。しかし自分の生まれた時間までも正確に知っている方は稀なので、実際には年・月・日が分かれば、占いとして成立することから生まれた年・月・日が分かれば宿命や運命を推測することが可能です。
東洋占星術の中でも最も信頼性が高く、占術の難解さと的中率の高さから、「占いの帝王」と呼ばれ、古代中国では、政治や戦争などの重要な判断が必要なときに使用されていました。
東洋占星術しかり、西洋占星術しかり、占星術は、どのような「星」が支配しているかで、その人の宿命や運命、運気の流れなどを推測します。「星」という文字は、「生」まれた「日」と書きます。つまり人の宿命は「生まれた日」ですべて決まるとされています。
