ジオマンシーとは、「ジオ=大地」「マンシー=神託」という意味で、つまり「大地の神託」日本語に訳せば「土占い」です。
とても古い起源を持つ占術であり、十二世紀に中東アラブ文化圏からヨーロッパへと伝わりました。フランスの皇帝ナポレオンも、ジオマンシーを実践していたと言われています。
17世紀以降、衰退した時期もありますが、19世紀に入るとイギリスにかつて存在した魔術結社「黄金の夜明け団」によりジオマンシーと西洋占星術との融合が図られた結果、著しく的中率が向上することとなったのです。
石や土、砂を手に握り、それを宙に放り投げて、地面に描かれた形によって占うらないます。地面に描かれる形は全部で16種類の解釈が存在し、それぞれの形には意味や性質があり、読み解くことで様々な解答を得ることができます。
ジオマンシーはかなり複雑で、それなりの知識と読解力が必要ですが、ジオマンシーの意匠が示す意味を理解し、現状を解き明かすことで、直面している問題や不安への回答を知ることができます。
しかし、その意味は決して単純ではなく、すべてを読み取るには熟練のジオマンサーでなければ不可能といわれています。
そのため、極めればタロット占いや易学のように高確率で的中させることが可能です。
- 投稿タグ
- 悩み