人生を吉方位へ導く奇門遁甲
約四千年前、中国の黄帝が創始したと言われる方位学の一つで、三国志の時代、名軍師「諸葛孔明」が軍隊を吉方に動かし、敵に勝つことを目的とする「軍略」に用いたとも言われています。

「年盤」「月盤」「日盤」「時盤」が存在し、それぞれの時間軸における吉凶方位が示されます。

九星気学による吉凶方位は、その人の生年月日によって異なるのに対し、奇門遁甲出導き出したものは、万人に共通であるのが特徴で、そのため九星気学と奇門遁甲では、吉凶の方位が食い違ったり、正反対になることも多くなっています。

また、奇門遁甲には、「立向盤」「坐山盤」という二種類の盤があります。

  • 「立向盤」:移動を主とする方位盤です。旅行、交渉事、試験などの移動を伴う方位行動に使用。
  • 「坐山盤」:静止を主とする方位盤です。増改築の場合や、立向盤とセットで 相手のある方位行動を分析する場合に使用。

一般的には、立向盤のみで方位行動を占います。

就職をしたい!結婚をしたい!事業を成功させたい!のような、積極的な願いを叶えるために利用を出来ます。

このように開運としてだけでなく兵法としての一面もありますが、現在では個人の運勢をより良くするための開運術として用いる方がほとんどです。