ダウジングは潜在意識が考えていることが分かる
ダウジングは、数千年(一説によると数万年)の歴史があると言われており、中世の頃には、ディヴァイニング(Divining 神占)とかウイッチ(Witchery 魔術)と呼ばれる事もありました。

昔は、ダウジングに用いる道具が動いて反応する事から、神秘的な力によって道具が動くということで悪魔の使いの一種に見られたこともあります。

また、カトリックの神父には優秀なダウザー(ダウジングを行う者)が多く、その逸話も数多く残っており、聖書にもダウジングを匂わせる記述が多く見られます。日本では弘法大師が伝えたらしいと言われています。

ダウジングは、一言で言うと、自分の潜在意識が考えていることを知るテクニックのひとつで、この潜在意識には途方もない力がたくわえられていることは、どの心理学者も認めていることなのです。

頭ではわからない事を潜在意識に伺い、回答を導くテクニックです。タロットや易などの占いと同様と言えますが占いよりもはっきりした答えが出るとされていることから、探し物だけでなく日常の事柄の判断に用いることができます。

このテクニックを使えば、80%~90%以上の高い確率で、地下水脈や貴金属などの鉱脈などのターゲットのありかを発見することができるとされています。
また熟練したダウザーになると、地図の上だけでターゲットの目星をつける「マップ・ダウジング」という高等なダウジングも行えるようになるといわれています。

ダウジングは、その気になれば木の枝や針金を使って行うことができる手軽さもあってか、イギリスやアメリカの軍、日本の水道局などの公的機関でも使用されたことがあったそうです。

ダウジングの道具は数千種類に及びます。基本的には「振子」、「L-ロッド」、「Y-ロッド」、「スイングロッド」の4種類に分類する事ができます。

昔は木の枝や石など自然の物が使われていましたが、近年では、金属、プラスチック、象牙などの様々な素材が使われるようになりました。

変わったところでは、フォーク、クワ、船のカイ、ソーセージ、聖書、ひょうたん、懐中時計、などがダウジングの道具として利用されています。